日本小児アレルギー学会が遅延型食物アレルギーを否定!?
遅延型食物アレルギーって嘘なの?
平成26年11月19日に、日本小児アレルギー学会が「食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることを推奨しない」という声明を発表しています。
理由は2つ
@食物抗原特異的IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体である。
AIgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、陽性の場合に食物除去を指導すると、
食事を原因ではない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもあるからです。
要するに、遅延型食物アレルギーであろうとなかろうと検査に陽性反応がでてしまう場合がある。遅延型食物アレルギー検査の結果を鵜呑みにして除去食を続けていると栄養失調になる可能性がある。それはむしろ危険な行為なので注意しましょうという考えです。
確かに、遅延型食物アレルギーの検査をしても
結果はあくまで「目安」として受け取るべきだと思っています。
私も日本小児アレルギー学会と同じ意見で、ただアレルギーである食品を抜くという行為は危険だと感じています。
「アレルギー」か「アレルギーでないか」???は自分が体調の変化で感じる事が出来ます。
実際に遅延型食物アレルギー検査の結果どおりに除去食を行ったところ、
長年消えなかった関節痛や頭痛、咽頭炎が良くなりました。
自分に合わない食べ物がわかったので、体調に合わせて上手につきあっています。
胃腸の調子が良いときは、アレルギー物質を食べたりしても何も症状こない場合がありますが、
アレルギー物質を続けて食べているとやはり頭痛や関節痛がやってきます。
体調に合わせて大事な日のためにコントロールできるので本当に助かっています。
遅延型食物アレルギーの検査結果は目安と受け取って、
まずはその食品を2週間除いて様子をみると良いと思います。
もし体調がよく感じられた場合は、代替えの食品で栄養を補いながら除去食を続けるべきだと思います。
アレルギーの正体って一体何?
根本的に遅延型食物アレルギーを治さないことには意味がありません。
除去食を行う前に腸の調子を整える事に全力を注いで下さい。
腸を良くするとアレルギーは良い傾向に向かっていく事がわかってきています。
アレルギーその他の体調不良は、腸でおこっている可能性が高いです。
まずは腸をしっかりいたわり、消化を促すことが本当に大切です。
1.早食いをやめてしっかり噛むこと
(唾液を沢山出す事を意識しましょう)
2.蒸したり茹でた野菜
生食より温野菜の方が消化に良い。
3.加工食品はやめること
4.砂糖食品はやめること
5.小麦粉は避けること
消化器官を休めるためにお腹がすいていない時は一食抜いてみるのも良いかもしれません。
お腹がすいていない時に食べると胃腸が休まりません。
私は断食可能なときは一食抜いたりします。
すると体調がよくなります!(^o^)
その他、冷たい飲み物やアルコール、カフェイン、辛い食べ物など胃腸に悪いかな?と思わしき物は抜いてみる事も必要です。
まずは『腸』&『消化器官』をいたわる事からスタートしてみましょう!!少しづつですが変化が見られるかもしれません。